沙木貴咲の恋とか愛とか

ライターで占い師、沙木貴咲のブログ。占いのお話。メール相談お受けしています。

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運命の人?ソウルメイト?本当にいるの?

占いや恋愛の世界ではよく見かける「運命の人」と「ソウルメイト」ですが、本当にいるんでしょうか?

 

結果的に「あの人は運命の人だった」と言えることはあると思います。また、関わっていく中で「ソウルメイトとは彼のような人を言うんだろうな」と気づくとか。

 

でも、あくまで結果論で、運命の人やソウルメイトと出会おうと思っても、なかなか見つからないんじゃないかと…。

スピリチュアルと現実的な視点から考えてみたいと思います。

 

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運命の人はたくさんいる

 

運命の人ってそもそも何なのかというと…特別な結びつきを持つ人物のことです。

 

  • 大恋愛を経験する恋人
  • 結婚相手
  • 仕事でコンビを組むパートナー
  • 尊敬する先生

 

…などなど運命の人は一人に限定しません。

人生のターニングポイントで出会い影響を受ける人物は、運命の人といって間違いないでしょう。

 

私の場合、占い師になろうと考えてもいない会社員時代に、イヴルルド遙華先生にインタビューする機会があり、それが人生のある起点になったと自覚しています。

占い好きの方はご存じでしょうが、イヴルルド遙華先生はテレビや女性誌、婚活イベントなどに引っ張りだこの、超がつくほどの人気占い師さん。そうそう会える方ではありません。

 

この対面からそれまでにない人生の選択肢が生まれたのもあって、先生は私にとって運命の人だと思っています。

(しかも、先生にお会いすることが決まったのが取材の前日で、私はもともと行く予定ではなかったんです。あと、先生とお会いした日が獅子座の満月で。獅子座は自由に自分のやりたいことをアピールする星座ですから「これは何かあるな」と。引き合わされているような感覚は確かにありました)

 

何が言いたいのかというと、恋愛に絡む異性だけが運命の人ではないということ。

自分に強い影響をもたらす人物は、大なり小なり「運命の人」なのだと私は考えています。

 

ソウルメイトって何?

 

ソウルメイトについては、スピリチュアルの世界をひも解かなければならず、スピの世界ってものすごい難しいんですね(汗)

以前、海外のスピリチュアリストが書いた本をいくつか読んだことがあるんですが、いろんな意味で難解で、正直なところ何が正解かなんてわかりませんでした。

 

「運命の人」とニアイコールでしょうけど、ソウルメイトには学びがあると私は考えます。

 

言葉のとおりに解釈すれば魂でつながる仲間ですから、ソウルメイトとのお付き合いには人間性やメンタル面での気づきがあるんじゃないかと。

 

ソウルメイトの特徴…ホント?

 

私は、ソウルメイトは出会おうと思って出会えるものではないと考えるのですが、世間には『ソウルメイトとの出会い方』といったものを書いたサイトもあるわけで。

ソウルメイトには独特な共通点があると言う人がいるんです。たとえば…

 

  • 手や耳の形がとても似ている
  • 誕生日が同じ
  • 自分と相手の親・祖父母と名前が同じor似ている
  • 親同士や祖先が実は接点を持っていた(ニアミスがあった)
  • 食の好みや個性的な嗜好が同じ

 

また、印象や雰囲気ではこんな感じ方をするとか…

 

  • 初対面なのにどこかで会ったような気がする
  • 何時間でも話していられる
  • ドキドキするというより安心する
  • 体の相性が良い

 

確かに、こういう特徴はあるかもしれません。

ただ、価値観や好みが似ていて居心地が良い人や、他人とあまり共通しないところが共通する人とは、当然のように仲良くなれるんだろうなと。

(誕生日が同じってことは太陽星座が同じで性格も似るので、スムーズに仲良くなれますし)

 

そういう人と出会うこと自体が奇跡かもしれませんが、でも共通点が多いからといってソウルメイトと決めつけるのは早いし、結婚確定でもないと思うんですね。

 

ソウルメイトと別れる!?

 

ソウルメイトかどうかは結果論でしかわからないというのは、私が「この人はソウルメイトかも」と思った人と別れたから、なんです。

 

結婚の約束をしていた彼は、手指や耳の形が似ていて、彼の母親と私の名前が似ており、独特なコーヒーの飲み方も同じで、お互いの祖父が満州で警察官をしていた点も共通していました。(満州で祖父母がニアミスしていた可能性がとても高い)

 

でも、彼とは結婚しなかったので…汗

最終的に相手とどういう関係に落ち着くのか?まで見ないと、やっぱりわからないと思います。

 

とはいえ、彼とのお付き合いでは学ぶべきことがたくさんあったので、夫婦として結ばれなかったとしても、魂の結びつきはやっぱり深い相手だったのかも。

そういう意味で考えるなら、彼は私のソウルメイトだったのでしょう。

 

言葉だけに惑わされないで

 

恋愛や占いの世界で、「運命の人」と「ソウルメイト」が都合の良い単語として使われていることは、よく知っています。

十数年も女性向けコンテンツ・メディアに関わる仕事をしていると、それらの言葉に惹かれる女性たちがとても多いとわかるんです。

 

だからこそ、占いや恋愛を語る自分は、変に期待を煽るようなことはしてはいけないと思っています。

運命の人なのか、ソウルメイトなのかどうかは、そう簡単にはわかりません

たとえ運命の人だとしても、相手を理解して仲良くしようと思う気持ちがないとうまくいかないはず。

 

知人にスピリチュアルや占いをまったく信じない理系男性がいるんですが、長く付き合った彼女と結婚する時こう言ったんです。

 

「運命の人というものがいるとしたら、彼女だと思う」

 

結局、そういうニュアンスで実感するものなんだと思います。

見た目の特徴や共通点、第一印象の雰囲気だけで運命の人やソウルメイトを見極めるのは、難しいんじゃないでしょうか。

 

「彼はソウルメイトだから別れるはずがない」と思い込んでも、別れる時は別れますし……。

 

特別な縁を持つ相手は確かにいますが、縁に頼ることはできません。

やっぱり、きちんと向き合い丁寧に関わっていくことが大切なんです。

 

 

沙木貴咲

 

 

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