人生は山あり谷あり。
うまくいかない時もあります。頑張っているのに結果が出ないこともあります。
どうにもやる気が出なくて「動きたくても動けない状態」に陥ったり、彼氏が欲しいのになぜか仕事が絶好調で調子が狂うこともあるでしょう。
上手くいかない時の対処法はいろいろあるんですが、真面目な人や自己肯定感が低い人は「私のせい。もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込みがち。
十分頑張っているし、これ以上はもうできないよ、という状況でも「私が悪い」と思い込んで自信をなくしたり、ますますやる気が出なくなるかもしれません。
真面目な人、自己肯定感が低い人は、頑張ってもうまくいかないのは占いのせいと考えるといいですよ。
真面目な人はもともと頑張り屋さんだし、自己肯定感が低い人は不安になりがちだから何事も一生懸命に取り組みます。
ちゃんと頑張れる人たちなんです。
だから、うまくいかない時も精一杯がんばっているはずで、自分を責めるなんてとんでもない。
むしろ「私はよくやっている」と褒めるべきです。
自分を否定するとネガティブマインドがふくらんで、消極的になれば行動を起こしづらくなります。行動しなければ進展もしないし、結果も出ないのでさらに気分は落ちこむ。。。
自分を責めるほど負の悪循環にハマってしまうんです。
だから、頑張ってもうまくいかない時は自分を責めちゃダメ。
ある程度やってみて「あれ、これはうまくいかないな。と感じたら…
- いったん立ち止まる
- 自分が悪いという考えは捨てる
- 「運勢が悪いからしょうがない」と占いのせいにする
この3つで乗り切れます。
ネガティブマインドに落ち込まずに、不調な時期を乗り越えられるんです。
占いのせいにするって…つまり責任転嫁なんですが、真面目な人や自己肯定感が低い人は、本当の意味で責任転嫁はしません。
そもそもキチンと頑張れる人たちだし、真面目なタイプは特に責任感も正義感も持っているから。
「占いのせいにする」の目的は責任転嫁ではありません。
ネガティブな感情が自分に向かないように、占いのせいにして逃げ上手になることが目的です。
自分を責めずに自分を守るためなら、何かのせいにしてしまっていいんです。
その間に気持ちを落ち着けることが重要です。
もちろん、ズルい人にはオススメしませんよ。
うまくいかないことがあるとすぐに「あの人が悪い」「会社が悪い」と他人のせいにする人はますます無責任になってしまうので。
ちゃんと頑張れる人はそういうズルさを持っていないから、努力して結果が出ない時に不安の抜けどころがありません。
精神的につらくなってしまいます。
だから「私が頑張れていないから」「もっと頑張らなくちゃ」と自分を責めてしまう。。。
不調な時に一番大切なのは、落ち着いたメンタルを保つこと。
“自分の機嫌は自分で取る”とよく言いますが、これができる人がやっぱり強いんですね。
でも、自分の機嫌を自分で取るってものすごく難しい。
自己肯定感低い人は特にあまり上手ではないと思います。
なので、頑張ってもうまくいかない時は、
「私、ダメだなあ」と思うんじゃなく、「運勢が悪いから仕方ない」といったん責任を手放してください。
これは、自分を追い込んで正しく努力できる人にとっては、自分の機嫌を自分で取るきっかけになります。
ちゃんと頑張れる人は、不調を占いのせいにして逃げ上手になる必要があります。
だって、一時的に逃げてもメンタルが安定すれば、またしっかり頑張れるので。
真面目な人や自己肯定感が低い人はそういう律義さが長所で、自慢すべきポイントです。
メンタルが落ち着けば、やる気を向ける正しい方向がわかって次の打ち手が見えてきます。次の打ち手がわかれば、あとは行動するだけ。
今は恋愛運が悪いとわかれば自分磨きを頑張ろうと思えます。
たとえ恋愛で結果が出なくても、仕事運が良いとわかれば仕事に専念して結果が出せます。
これこそが占いの上手な活用法だなと私は思っていて。
占いのせいにすれば誰も傷つかないですから。
逃げ上手になると人生がラクになります。
頑張りが報われなくてつらい時は、一時的な避難場所があると安心できますよね。そこでちょっと休めば気持ちが落ち着くので。
占いは未来をあてるとか、相性を見るとか、スピリチュアルとか…そういうイメージがやっぱり強いんですが、メンタルコントロールがあまりうまくない人にとっては一時的な避難場所になります。
占いのせいにして自分を責めすぎない。逃げ上手になって自分を守る。
そんな使い方もあると思います。
沙木貴咲
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