占い師でライターの沙木貴咲です。
私はシングルマザーで小学生の息子が2人いるのですが、彼らを見ていて思うのは、「これから先、国民的アイドルとか爆発的ブームなんてものはなくなるだろうな」ということ。
彼らはダウンタウンを知らないし、乃木坂やキンプリも知りません。
そうした芸能人が出演するテレビ番組にまったく興味がなく、たまに見かけても関心を示しません。
それよりは、youtuberのぜんいちやマイッキー、ゆっくり霊夢、すまない先生とかが、彼らにとっては「人気者」「面白い人」なようです。
テレビはNETFLIXを映すものであり、地上波のテレビ番組は「つまらない」と一蹴します。
で、そんな彼らは世間の流行なんておかまいなし。
「へえ、そうなんだ。まあボクたちは興味ないけどね」ていう。(;^ω^)
自分が好きかどうかが重要で、他の人にも人気があるのか、世間的に流行なのかはどうでもいいようです。
（まだ子供だから視野が狭いというのもありますが。。。汗）
なんにせよ、そういう感覚の子どもたちは年齢を重ねて大人になりますし、世の中にそんな価値観の人が増えていくんだろうなと感じます。
とある方（30代）が「今の20代は他人に興味を持たない」と言っていたけれど、つまりそういうことなんだろうなと。
自分の世界が大切なので、他人には必要以上に興味を持たないし、触れようともしない。
だとすれば、爆発的なブームというものもなくなっていくのかもしれません。
私なんぞは昭和生まれのおばさんですから、周りの人の目を気にすることもあるし、集団の中ではビクビクすることもあるんですが、そんな自分にふと気づくと「なんだかアホらしいな」と。
息子らの価値観でいうと「自分にとって良いか悪いか」が大事なので、他人がどう思おうと関係ないんですよね。
これからは世の中全体がそういう感じなると思えば、会社のあの人とか、ご近所のママ友とか、クラスのあの人とか、もうどうでもいいんですよ。
マイワールドが幸せであることが重要だから。
あるビジネスパーソン（40代）が「これからの時代はコミュニティだ」と言っていて、それも然り。
「私たちはこれが好き。これ面白いよね」という人たちが集まって“私たちのワールド”を作るなら、それで幸せなんです。
（オンラインのクローズドなグループ、サロンがまさにそうだなと）
重要なのは、自分が属せるコミュニティがあるかどうかということ。
占いの世界では風の時代が騒がれて久しいですけど、「風の時代＝個の時代」ではありません。
個を確立した人たちがコミュニティーを作って共生していく時代です。
だから、みんなに理解されなくてもいいから、とにかく自分の「好き」と「面白い」と「ポリシー」を守ってワガママに生きるのがいいんじゃないでしょうか。
「私はこれが好き。こうしたい」とアピールすると、似たような感覚の人がどこからか現れて興味を持ってくれます。
そういう人が友人や仲間になって、気づけばコミュニティになるんでしょうね。
自己主張はしたほうがいいし、自分のことを解ってくれる人のことは本当に大事にしたほうがいいと思います。
…息子たちが思春期を迎えたら、また違った価値観を持つんでしょうか？
それとも個人主義（クローズドなグループ化）がさらに進むのか、どうなるんでしょうね。
そんなことをぼんやり思って書いていたら、原稿やべえです。(;^ω^)
来月の運勢、書かなくちゃ！
沙木貴咲
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