ツイッターの質問箱のご質問に、こんなのがありました。
人を嫌いになる時とか、恋愛で冷める時はどんな瞬間ですか?
好きな人に冷めるのは、「好き」より「嫌い」が上回って受け入れられないと思った時です。
誰しも長所と短所を持つので、好きな人にも嫌いな点は当然あります。でもそれは恋愛感情を抱くがために許しているだけ。
また、恋愛は加点方式ではなく減点方式なので、人を好きになった当初は過剰な期待が含まれることが多いです。
(彼は優しくて絶対に怒らないに違いない。仕事をバリバリするタイプだからプライベートでもアクティブに動くはずだ、みたいな)
でも、恋人に「こうあってほしい」という願望をたくさん抱くほど、一緒にいる時間が長くなるにつれ失望させられます。「こんなはずじゃなかった」と。
自分が一方的に期待していただけで、恋人が意図的に裏切った訳でなくとも裏切られたように感じるし、その都度「好き」は減点されて「嫌い」が加点されていきます。
そして「好き」より「嫌い」が上回った時点で気持ちが冷めます。大好きな恋人を見下すようになり、無価値に思えてくる…そんな心境の変化が起きるんです。
恋愛が減点方式だということは、もはやしょうがないというか。減点方式で人を好きになっていること自体、気づいていない人も多いし、誰もが無意識のうちにそうやって恋愛をしているので、そこを追求しても仕方ないし、減点方式はやめようと求めても難しいだろうと私は思っています。
自分が嫌われないために大事なことは、ダメポイントも受け入れてもらえるキャラでいること。
完璧な人だと思っていのに実はオマヌケだった…そう思われた時に「でもアナタって面白いよね。ギャップが良いね」と別の角度から恋心を引き出せたら相手の気持ちは冷めないはず。
ダメポイントをマイルドにするのは愛嬌、柔軟さだと思います。
「私が完璧な訳ないじゃない!」「一方的にそんな風に思われても困る」とイライラやきつい反論をぶつけると、ダメポイントは愛を冷ます決定的な短所でしかなくなってしまうでしょう。
でもこれが、「何でもかんでもうまくはできないよ。私が不得意なところは助けてほしいな」「えへへ、間違っちゃった。どうすればいいか教えて」みたいに、彼氏に甘える(猫で言うなら腹を見せる感じにする)と、ダメポイントが露呈しても愛され続けるんじゃないかと思います。
…年齢を重ねれば些細な出来事ひとつで、簡単に「嫌い!」とはならないものですが、それでも「好き」が減点され続けると嫌われてしまいます。「好き」にポイントが追加されるよう、自分なりに努力することは大事です。
また、大人になっても浮気とDVは一発アウトかと。。。
浮気を許してしまう人は少なくないですが、許すことないと思います。「嫌い」に100点追加するべき裏切り行為じゃないでしょうか。
沙木貴咲
★彼氏に「イヤ」と言うことの大切さ。自分で恋をブチ壊さないために