2月24日0：32、魚座で新月になりました。
新月は「新しいことを始めると良いタイミング」なんですが、魚座の場合は「整理・清算・終わらせることで新しいことを始められる」というニュアンスがあります。
前向きに手放す魚座
手放すことは満月の得意分野なんですが、魚座は「境界線を越える、洗い流す、癒やす、寄り添う」のが上手な星座。もうこれ以上は続けられないものを前向きに整理・清算すると考えると良さそうです。
捨てるというより、卒業するイメージというか。
子どもが大きくなって「この服はもう着られないね。ご苦労様だね」と判断するような感覚というか。
捨てることよりも、新しいことを始めたい・手に入れたいという意識に目を向けるといいですよ。
心のキャパには容量がある
バッグでも引き出しでもクローゼットでも、「このくらい入る」という容量があります。
何でもかんでも無限に詰め込めるわけではありません。
人の心も一緒で、キャパシティーには容量があるんです。
幸せでも幸せじゃなくても「これ以上は受け入れられない」という限界があるので、不要なものを手放して必要なものを取り込む作業をつねにしなくちゃいけないんですね。
でも、人間の心は不用品にも愛着を持つし、別れた恋人にも未練を抱くし…まったく効率が良くなかったり。
「悲しい・寂しい・もったいない」という感情が生まれて、どんどん手放しがたくなってしまいます。
でも、パンパンのバッグに何かもっと入れたいと思えば、やっぱりそれだけの空きを作らなければいけない訳で。
感情は揺さぶられても、取捨選択をした方がいいんです。
水星逆行中の魚座新月が伝えること
3月10日までは水星が逆行中なので、今は「チェック期間中」になります。
水星の逆行はトラブルが起きる時期と思っている人も多いでしょうが、確認・やり直しに最適な時期でもあるんですね。
そのため、手放しがたいけれどうまくいかないことについては、真剣に考えてみてください。
うまくいく方法はもうないのか、イチかバチかの最終手段を試したのか、誰かアドバイスをくれる人はいないのか？
とことん考えて確認して、行動したけれど「やっぱりダメだった」という場合、潔くやめられるはずです。とことんやり尽くしたなら悔いはないでしょう。
火星と天王星のサポート
今回の新月は、山羊座の火星・牡牛座の天王星とそれぞれセクスタイル（60度）を取り、小三角形をつくっています。
これは、魚座の新月に火星の行動力と、天王星の瞬発力がサポートにつくという意味。
「やめた方がいいのかな。でもなぁ…」と思うものについては、決心さえつけばサクサク動けるはずですし、スルスルと次に進む流れができるはず。
何をあんなに躊躇していたんだろう？と不思議に思うかもしれません。
3月に始まる新しい年
2020年はすでに2月も後半を進んでいますが、星の世界では太陽が牡羊座に入るタイミングが新年。
3月20日に太陽が牡羊座に入って、やっと2020年がスタートするイメージなんですね。
また、3月22日には、山羊座に滞在していた土星が水瓶座に移動します。
山羊座の守護星の土星は、しばらく「きっちりコツコツ」という空気を作り出していましたが、水瓶座入りを機に「のびやかに個性を重視して」という空気に移り変わっていくはず。
いずれにしても、2020年3月はターニングポイントになるので、フットワークは軽くしておきたいし、モタモタしていたら置いてけぼりを食うかもしれません。
否応なく訪れる新しい流れに取り残されないためにも、魚座新月では不要なものを手放しておく必要があるんです。
自分で決めて手放す
自分にとって何が必要で何が不要なのか…？
そこが見えていない人もいるかもしれません。
あるいは、もう諦めた方がいいとわかっているのに決めきれない…。
迷いを抱えている人もいるでしょう。
でも、自分のことは自分で決めるんです。
周りに聞いても、しょせん他人なので…正しい答えは出せないでしょう。
魚座の新月では自分の心と向き合い、真摯な対話をするといいかもしれません。そうすれば、来月以降がもっと動きやすくなるはずです。
沙木貴咲
★今つらい山羊座の方へ…発想の転換と従属からの脱出で「自分」を手に入れる
★彼氏に「イヤ」と言うことの大切さ。自分で恋をブチ壊さないために
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