ダメ恋マスターと自称したいくらい、ダメ恋ばかりしている沙木貴咲です。
私が自分の恋愛を「ダメだな」と思う大きな理由は、愛する人を甘やかしすぎるところにあります。
相手を前向きに受け入れる意味で「いいよ」と言うこともあるのですが、「嫌われたくない」「ちゃんと考えるのが面倒くさい」から流してしまうことが多く、本当は納得していないのに「いいよ」と受け入れて後悔することが多いのです。
それは相手をワガママにしたり、だらしなくさせたりする要因になっていることがほとんど。
自分にとっても相手にとっても良くない。
本当は納得していないのに「いいよ」と言ってしまうとどうなるのか?
やだなぁ。コレやめてほしいなあ
↓
でも、いいよって言っちゃったしなぁ
↓
しょうがない。見て見ぬふりをするか
↓
でも、やっぱりいやだなぁ。態度で「嫌だ」をアピールしようかな
↓
うーん…気づいてくれない。困ったな。イライラ…
↓
イライライラ…!いい加減、気づいてくれても良くない?
↓
ドカーン!!!(感情的になるか、一気に冷めるかのどちらか)
こういう、ものすごく不毛な恋の展開になり、好きな人との関係は悪くなり、最悪のケースは別れに至ります。
なので、恋愛をうまく続けていく上で相手を許す、受け入れることは大事だと思うのですが、受け入れずにノーと言うことも同じくらい大事だと思っています。
私は特に、自分の意見をあまりズバズバ言えない方なので、モタモタモヤモヤしているうちに「ドカーン!!!」になることが多いです。
あと、「察してほしい。気づいてほしい」と思うだけで、言葉でちゃんと言えないのもダメ。男性のほとんどは女性より鈍いので、女性が気づいてほしいと思うことはまず気づきません。
はい、わかっています。わかっているのにできていないので、わかってないじゃんと自分を叱ります。
我ながら、愚かだなと思うのです。
かの美輪明宏さんいわく、見返りを求めて人を愛するべきではないとのことですが、確かに愛は無限で「私はこんなにしたんだから、アンタもそれだけのことは返してよ」と求めるのは無意味でしょう。
でも、あらかじめノーと言えたなら続いたかもしれない関係を、「彼に嫌われたくない」「私が我慢すれば仲良くしていられる」と曖昧に受け入れたがゆえに壊れるというのも、同じくらい無意味だろうと感じるのです。
何の我慢?
結局、自分で自分の恋を壊していることになるので。
とはいえ、もともとズバズバ言えない人間が、「それ嫌だ」「やめてほしい」と言うことが簡単ではないというのもわかっています。
身を持って実感しています。
最初からうまくはできないし、「またやってしまった」という失敗を繰り返すこともあるでしょう。
けれど、絶対にできないわけではないので、失敗しても試していくことは大事です。
恋愛って頭でわかっていても体が追い付いていかないことが、ものすごく多いので。
体を動かして慣れて身につけていくしかないんです。
理解するだけでは無理。
動いて慣れることで度胸もつくし、「ああ、こういうことだったんだ」と腑に落ちることもたくさんあります。
愛は無限。だけど、あえて有限にして自分を守ることも大切。
愛に制限をかけて自分を守ることは、ひいては好きな人との関係を守って、育てていくことにもつながるはずです。
仕事しなきゃ!というやる気と焦りに体が追い付いていないのも問題だなぁ…と思う2月18日でした。
沙木貴咲
★二股男が好きなのは自分だけ「モテてる俺カッコいい」と思っています
★クールでカッコ良いから生意気で素直じゃない。長所と短所は表裏一体