質問箱にご相談をいただきました。
趣味も合わない見た目も好みじゃない社会的な立ち位置が魅力的なわけでもない、でもその人の隣にいることがお互いに妙にしっくり来てしまう人ってなんなんでしょうか？
直感的にしっくりくる！と思った人との恋を数回体験した今、しっくりこない人と出会っても全く恋愛スイッチが入らなくなっており困っています。
一緒にいてしっくり来る、それだけで恋人の条件を十分満たしていると思います。それがあるなら、むしろ他のことは気にしなくていいんじゃないでしょうか。
恋人って別に趣味が合わなくてもいいし、生理的に嫌じゃなければ見た目が一番じゃないし（他に重視するべき点がたくさんあるから）、社会的な立ち位置…職場でのポジションとかは恋愛に直接関係ありません。（よっぽど「偉くなきゃイヤ」という強いこだわりでもない限り）
長く一緒にいられる、安心できる、安定した関係が続くというのは、「どれだけ馴染めるか」が鍵になるので。
また、ご相談者さんの「直感的にしっくりくる」が、ただの友だちではなく、恋愛感情として作用しているようなので、その感覚は信じていいと思います。
もし今、趣味や見た目や社会的立場を条件として相手探しをしているなら、やめた方がいいのでは？
（直感で選べる方なので、条件を設けることは雑念を入れることになり、逆に正しい判断ができなくなるはず）
1.趣味が合う＝友達の条件
2.見た目が好み＝恋人じゃなくても好きな芸能人に求めればいいのでは？
3.社会的ポジションが魅力的＝恋人の必然条件ではない。求めるなら自分で恋人を育てればいい
…結局、こういうことではないかと思います。
恋人を良き友人と思えると素敵ですが、じゃあ友人が単に「趣味が同じ人」なのかというと、そうでもないですよね。大事なのはフィーリングが合うとか、何でも話し合えるとか、どういう状況でも協力し合えるとか。
自分で恋人を育てるというのは、伸びしろのある人なら出世は可能で、それができる彼女はあげまんで、彼氏から愛されて信頼されて、二人はいつまでも幸せ…というカップルが結構います。
…ご相談者さんが男性の場合「マイフェアレディ」のような感じになるかと。
（ちなみに、年収200万円台の彼氏と結婚して叱咤激励を繰り返し、彼の年収を500万円台まで上げた奥さんがいました）
付き合う時点で何もかもでき上がっている必要はないんです。足りない部分があっても、伸びしろがあれば大丈夫。
（じゃあ伸びしろって何かというと…柔軟性、素直さ、行動力、思考力、努力できるかどうか）
なので、「しっくりこない人と出会っても全く恋愛スイッチが入らなくなっている」のはとても自然なこと。認めて受け入れることが大事で、むしろその感覚を手がかりに相手探しをした方がいいです。
つまり、恋人探しの条件は趣味や見た目や社会的ポジションではなく、過去の恋人の特徴になるんじゃないかと。それを洗い出すことが、自分にしっくりくる人を見つける糸口になるんじゃないでしょうか。
素敵な方を見つけられるよう陰ながら応援しています。
また何かありましたらお気軽に声をかけてください。
沙木貴咲
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