1/11は蟹座満月で月食なんですが、12日から山羊座で土星と冥王星がコンジャンクション!
この2つの星はとにかく重い!プレッシャーとかストレスとか体調不良とか、ウンザリする人が少なくないのかも…。
あと、満月の前後は憂鬱になりやすくなる人もいます。しかも、蟹座は月のホームタウン(占星術ではナチュラルサインといいます)なので、月のエネルギーが他の星座の満月より大きいし深い。。。。
月ってそもそもメンタル・感情を表す星ですから、気分の張り幅がどうしても大きくなってしまうんですよ。
最近いろいろとツラくなっている人、体がだるくてやる気が出ない人は、この週末がピークになりそうです。
ちなみに、11日の蟹座満月(部分月食)については、こちらのブログで!
また、蟹座満月の6時間後には天王星が6ヵ月ぶりに順行に戻り、全惑星順行期間がスタート!詳しくはコチラのブログで。
もくじ
- 土星と冥王星がピタリと重なる瞬間
- 土星・冥王星がもたらす転機
- 具体的に何があるの?
- ツラいだけじゃない!対策は?
- 変化しなかったらどうなるの?
- 土星・冥王星コンジャンクションが嬉しい人たち
- 時代はいつでも変わり続けている
土星と冥王星がピタリと重なる瞬間
1月13日の6時にはピタリと重なり合う(コンジャンクション)のですが、土星も冥王星も公転周期が長い星なので「近づいていって、重なり合って、離れていく」という流れに時間がかかります。
(土星は29.46年、冥王星は248.54年をかけてホロスコープを一周します)
そのため、12日(人によっては11日)からほぼコンジャンクションするし、この数日だけがキツい…というわけではなく、ここがピークでこれからもしばらくはまだキツいはず。(今後は少しずつやわらぐでしょうが…)
3月22日に土星が山羊座を抜けて水瓶座に入るまでは、耐えて努力するような流れが続くのかも。
ただ、意味もなく苦しめられるわけではなく、痛みを伴うからこそ気づく何かがあるので、怖がることはないですよ。
なんでツラいのか?の意味まで探れたら、解決方法が見つかるはずです。
土星・冥王星がもたらす転機
この2つの星がもたらすのは、「努力や管理、自己コントロールの仕方がガラッと変わる」ということ。
しかも、否応なく変えさせられたり、今まで積み上げてきたものがゼロに戻ってしまったりと、なかなかキツめの軌道修正になります。
土星:管理・節制・努力・抑制
冥王星:生と死、破壊と誕生
土星はそもそも、厳しい生活指導の先生みたいな星。
冥王星はワンマン社長というか。やることなすこと大胆で、とにかくスケールが大きい星です。
とはいえ、自分自身を律してレベルアップを狙うなら、大きな成果をもたらしてくれます。抵抗するよりは、これまでの成功例や経験にこだわらず、柔軟に対応していくことが賢明です。
なので、最近ツラいわー…という人は積極的に変化を求めるといいですよ。「今のままじゃいられない」ってことなので。
具体的に何があるの?
冥王星は個人の日常というより、社会や世間の風潮に影響をもたらし、不要なものを壊して軌道修正を促す星です。
そのため
世の中の流れが変わって、否が応でもそれに従わなければならなくなる
慣れたやり方や安定した組織がなくなり、新体制ができ上がる
今までの実績や経験が通用しなくなる
……こんな影響がすでに出ている人がいるかもしれません。
2つの星が今入っているのは仕事や社会面を表す山羊座。恋愛・プライベートよりは、仕事・経済面でガツンとやられている人が多いんじゃないかと。。。
ちなみに私は今、お金についてガツンと気づかされています。仕事の仕方や内容もそうなんですが、本気で投資をやろうと。あちこちから情報集め中…汗!
ツラいだけじゃない!対策は?
土星と冥王星が重い星だからといって、「ツラい!」と言い続けても仕方のないこと。
ツラさを抜けだす方法を見つければいいんです。
この2つの星が訴えるのは「変化」なので、何もしないで「早く不運が通り過ぎてほしい…」というのはNG。行動を起こして自分自身を変えることでラクになれます。
今までのやり方、価値観、成功例に執着しない
変化を素直に受け入れる
柔軟性を大切にして、何事も試行錯誤してみる
頭をやわらかくして、とにかく頑張ってみることが大切です。
そして、柔軟に変化を受け入れるとしても、なりゆき任せにするのではなく、自分軸をしっかり持つことを忘れないように。
時代がどんどん「個」を重視する流れになっている…と思っているのは私だけではないはず。全体主義で右ならえ…というやり方は来年以降いっそう廃れていくでしょう。
(今年は 3/22~7/2が「個を重視」する序章のような時間になるはず。そして、今年の年末から2021年以降は本格的に「自分だけの武器」を持っていて、「自分が活躍できるステージ」を知っている人がウェーイ!!になります)
だから、変わるにしても「世の中がこう変化するんなら自分はこうする」というポリシーが必要なんですね。時代の流れを読みながら、その中で自身の武器を揃えて磨きをかけていくことが大切です。
変化しなかったらどうなるの?
大げさな話に聞こえるかもしれませんが…今ここで変化を受け入れなかったら、時代に取り残されるかも…。
今回のコンジャンクションが促すのは、後退ではなく進化なんですね。
これは前項で少しお伝えした通り、2021年以降に続いていく流れなので、「変わりたくない」と執着することは、新しい時代の訪れを拒否することになります。
気が付いたらみんなが先を走っていて自分だけが置き去りに…ということは誰だって避けたいはず。
3月下旬までは、大変でも面倒くさくても、とにかく諦めずに前だけを見て進む、試行錯誤するといいですよ。
土星・冥王星コンジャンクションが嬉しい人たち
今回のコンジャンクションはキツいとお伝えしましたが、待ってましたとばかりに喜べる人たちもいます。
それは、従来のやり方や組織の在り方にずっと疑問を感じていた人。
何かしら生きづらさを覚えていたなら、やっと本音を言えるようになるし、のびのび動けるようになるはずです。
世間の常識にとらわれず、独特な価値観を持っている人はスッキリするでしょう。
春までにどんどん意見を述べて、もっと動きやすい環境を作り上げていくと良さそうです。
時代はいつでも変わり続けている
時代が変わる!なんて大げさなことをお話していますが、時代の移り変わりはつねに起きているんですよね。
日本は確かに、2019年に年号が変わるという大きな変化を遂げましたが、変化が緩やかで気づきにくいのか、華々しく激しいかの違いだけで。いつでも変わり続けているものじゃないですか。
だから、「うわ、大変だなー」と思っても、過去にしがみつくよりは一歩踏み出した方が時代の波にうまく乗れますよ。
年齢を重ねると特に変化を嫌うようになりますが、面倒に思うのは最初だけ。
「あれ、ちょっと面白いかも」と思えたら、もう時代の波に乗れているはずです。
ではでは、また。
沙木貴咲
土星と冥王星コンジャンクションについては、カナウさんでも書いています。よろしかったら!